五箇山の合掌造り（相倉集落）②

　おはようございます。このあいだの木曜日は、関東地方は強烈な雷雨に襲われました。各テレビ局がニュースで取り上げていたので、自分の住んでいる地域以外でも同様なことが起こっていたんだなと知りました。雨の強さに恐怖を感じたのですが、今回はそれ以上にその強い状態がすごく長い時間継続したことに、危機感のようなものをすごく持ちました。先日、アメリカでも大洪水がありました。わたくしたちも、予想外の災害を想定して、日々行動していかないといけないなと思った週となりました。

　今回も五箇山の合掌造り集落のご紹介です。この地に来て、このすごく独特な形の家を実際に目にするまでは、「おもしろい形をしている家がいくつも集まっていて興味深いなー。」くらいにしか思っていなかったのですが、よーく考えてみると、すごく昔に、大雪が降るこの地で生活をしていこうと決めた人たちがその大雪に対応するために、どういう家をつくればよいのか、いろいろと試行錯誤したなかでこの合掌造りにいきついたんだなーと思うと感慨深くなりました。キャンプでテントを張るのも一苦労のわたしからすると、やっぱりこれはとても貴重ですごいものを見ることができているんだなーと思った次第です。今回は6月に訪れさせていただき、ご覧いただいている通り、集落と山と田園風景の素晴らしい景色に出会うことができました。一方で、昔の人は冬の厳しい時期もここで暮らしていたことを想像すると、すごいなと感じると同時に自分はまだまだだなとも思いました。ここを訪れる途中、同じ南砺市の城端地区を通ったのですが、昔ながらの街並みと立派で趣のある寺院があり、とても観光に適しているなと思いました。五箇山も含め、南砺市とてもよいところでした。おすすめいたします。ぜひ、足をお運びください。