垂水遺跡（山寺の奥に）

　おはようございます。暑いですね。でも、天気の良い日が続いてくれてうれしいです。6月も最後の週末となりました。前の月に比べて週末が天気に恵まれた月となりました。おかげでいろいろな場所に行くことができ、わたしにとって思い出に残る月となりました。

　そして今回ご紹介する場所もこの６月はじめの土曜日に訪れました。その場所は山形県山形市山寺にある垂水(たるみず)遺跡です。「山寺(やまでら）」と聞いて気づかれた方もいらっしゃるかもしれません。ここ山寺はあの松尾芭蕉が奥の細道で「閑さや岩にしみいる蝉の声」　という有名な詩をうたった立石寺（りっしゃくじ）があるところです。当然、立石寺も観光させて頂きすごく感銘をうけました。そしてもう一つ、その奥にある垂水遺跡というところもうかがわせてもらいました。こちらは、観光客がぽつぽつという感じでまさしく穴場でした。自然が長い年月をかけてつくり出したこの遺跡は、美しさと不気味さが良い感じで融合して、そこに装飾されていない鳥居と赤く装飾された鳥居が邪魔をすることなく味付けをするような感じで立っておりました。あたりは静かでじっくりこの雰囲気を味わうことができました。今回は、日帰りの弾丸の旅でしたが山形新幹線で山形駅まで行けば、そこから在来線にのりかえて15分ほどで山寺駅につきます。そして山寺は目の前です（駅のホームから見えます）。意外と気軽に行ける場所です。ぜひ、お越しください。

　垂水遺跡へ行かれるかたは、こちらの千手院観音から入山して、またこちら側に戻ってこられることをおすすめいたします。反対側の山寺霊園から入ると見どころもたくさんありますが、険しめの登山となりますのでお気を付けください。