青島③

　おはようございます。今週の関東地方は木曜日から金曜日にかけて、強い北風が吹きました。向かい風になると自転車をこいでも進まないこの感じは、はっきりと冬がやってきたことを実感させてくれるものとなりました。週末の天気も、全国的に荒れて気温も真冬並みの寒さになるということです。防寒対策しっかり行っていただければと思います。

　今回も宮崎市にある青島のご紹介で最終回です。前回もお話いたしましたが、青島にやって来た人のほとんどが、青島神社のお参りをしたら、来た道を帰っておりました。裏側をまわって、一周して帰るということはしておりませんでした。わたしも帰ろうかとも思ったのですが、車を止めさせていただいたお店の人から「一周まわっても15分くらいですよ。」と言われていたこともあり、「せっかくだから回ろう。」ということで、ひとけのない裏側へ歩を進めました。そうしたら、小さくてかわいい穴の開いた貝殻や石がたくさんあったり、鳥が歩き回っていたり、海の中の灯台があったり、そして「鬼の洗濯板」が海上に出ていてはっきりと確認できたり、とたくさん良い景色に出会うことができたのでした。

　ということで、1回目と２回目の写真でも見られたかと思いますが、海中から顔を出している帯状になって並んだ岩は「鬼の洗濯板」と言われているものです。この最終回でお話ししようと思っておりました。この「鬼の洗濯板」は波の浸食によりつくりだされたということです。またここでは、貝殻のほかにもシーグラスも採取できるようです。青島は島だけでなく青島神社からの眺め、鬼の洗濯板などここでしか見ることができないものがいくつもあるすばらしいところでした。みなさまもぜひ、青島におこしください。そしてその時には一周して青島のすべてを楽しんでいただければと思います。