空と雲４８ 特別版①

どうもみなさんこんにちは。今回は、以前の記事の中でお話をした約30年ぶりに見ることのできた虹の写真をご紹介したいと思います。先に言っておこうと思いますが、今週と来週の全２回でのご紹介となります。ちなみに撮影をした時期は先月の終わりごろで早朝です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私は基本的に夜型人間で就寝時間がけっこう遅めなのですが、この日はなかなか眠れず、目を閉じながら寝返りを繰り返していました。そうしているうちに外が明るくなってきてしまったので、「どうせだったら夜明けの空の様子を見てみよう。きれいな朝日が見れるかもしれないし、それで眠気が完全になくなってもいいや。」と開き直ってベランダに出てみました。当然ですが、朝日は東の空から昇ってくるので、ベランダに出ると同時に東の空をみましたが、残念ながら今回は自分の期待していた景色ではありませんでした。ですが、これは毎度のことなので「今回はこんな感じね」と思った程度でした。それで「西の空も確認して、特段なにもなければ、部屋に引っ込んでまた横になろう」と思って西の方角を向きました。そうしたら４枚目の写真の景色が広がっていたのでした。広角で撮影をしたものなのでそこまで雲の巨大さや迫力が伝わらないかもしれませんが、どでかい積乱雲が縦のみならず横にもふくらんで、早朝の静かな街を覆い、(見るかぎり)猛烈な雨をそこに降らしているという光景です。たしかに最近の夏は朝でも積乱雲が雨を降らすようになりました。ですが、さすがに夜や早朝は、日中に比べると気温が下がり大規模な積乱雲はできにくいと考えておりました。なので今回のこのまったく想定外の光景を見てとても驚きました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　というような感じで、超巨大な積乱雲の様子をうかがっていたのですが、その右の空に一部筋状になって光っている箇所が目に留まりました。はじめは白っぽい光だったので、「あれはなんだ？」とずっと凝視をしていましたが、そのうち「虹か？虹なのか？」という考えが出てきて引き続き注視しているとすこしずつ色がついてきたので「虹だ！」と確信をしました。そこからは自分の関心は雲からその虹に移った次第でございます。以上でございます。