夜の瀬戸大橋（倉敷市）

　こんにちは、今日は岡山県の倉敷市で撮影した瀬戸大橋の写真です。1４年くらい前のものです。この旅では長期休暇を利用して自宅のある埼玉県→東京（青梅市・奥多摩）→山梨県（縦断）→静岡県→愛知県→三重県・・・広島県（折り返し）といつもどおり下道をつかった旅となりました。
　中国地方へ行くのは初めてで、あらゆるものが新鮮でわくわくのそして癒されの旅になりました。具体的にはといいますと、まず兵庫県（近畿地方）ではありますが、壮大な明石海峡大橋を見て（瀬戸大橋とかぶっちゃいますね。すみません。）、次に姫路市（兵庫県）の姫路城を見ました。こちらも周知のとおり壮大で美しい立派なお城でした。地元の方々がうらやましいです。そのあとは瀬戸内海にでて海沿いの道をすすみました。瀬戸内海のおだやかでゆったりとした様子、養殖用の網が海面に浮かぶ風景、昔ながらのバス停で子供からお年寄りまでみんなでバスを待っている様子などとても癒されるものでした。バス停の様子は写真に残しておけばよかったなと思っております。
　倉敷市に入るころには日が暮れており、小学生・中学生の時に授業で習った瀬戸大橋は見てみたいなと思っていたので、南に方向を変えました。その途中に今では有名となった「コンビナートの夜景」（水島だと思います）に偶然出会ってしまったため、撮影に適した高台をさがし撮影したのを覚えています。こちらもとてもとてもきれいでした。なぜか、そのフィルムがないのが残念です。
　そして、やっとこさ瀬戸大橋に到着したのは深夜でした。当然、世界有数の建築物とあってとても壮大でした。延々と地平線の向こうまで続いていくような橋の明かりも美しく、夜に訪れてよかったなと思っています。静けさのなかに、ときどき通る列車が鉄橋を通るときの独特な音をだして走っていくのも覚えております。
　夜ということもあり、長時間露光で撮影をしました。橋の明かりもほどよく、その下を通って行った船の明かりもきれいに線なってくれました。よかったです。