新宿の夕景

どうもおはようございます。昼間は大分あたたかくなってきましたね。すごく過ごしやすいです。カメラをやっている人間の性ですが、街中のなんでもない普通の道を歩いているときも、無意識に被写体になるようなものはないか探してしまっております。つい最近、道端にちっちゃくて可愛らしい花が咲いておりました。その花は、アスファルトとコンクリートの隙間から生えていて、時おり、春の風に吹かれながらも元気にそして美しく咲いておりました。この花に気づけたのは、ペットボトルをゴミ箱に捨てる時に視界に入って来たためです。やっぱり、カメラを趣味にしたことは良かったなと感じております。おかげで普段から、こんなに美しいもの、面白いものに気づき出会うことができ、楽しむことができるからです。

　今回の写真は、新宿に出かけたときに撮影をした夕暮れ時の新宿駅前の様子です。空に筋状の雲が出ていていい感じだったのでスマホで撮影をしました。あたりを行きかう人々は空などみる様子もなく前方だけを見て人ごみの中を歩いておりました。高層ビルが立ち並ぶ大都会に来ているのだから、それが当たり前でふつうだと思ういっぽう、この大都会でも自然はこんなにも美しい風景を見せてくれているのに、それに気づけていないのはもったいないなと悲しい気持ちになったのを覚えております。撮影をしに新宿に来たわけではなかったこともあって、はじめは「撮影はしなくていいや」と思ったのですが、「この新宿でこんな空の景色を見られることはもうないぞ」と思って、駅に通ずる地下街まできていたところをまた地上階にもどり撮影をしました。おかげで、写真を見るたびにこの時に感じた美しいという感覚を思い出すことができるのでよかったです。これからもこのカメラ人間の性を大事にして、美しいものに出会っていこうと思います。